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勉強って何の意味があるの?
勉強なんてやりたくない。
テレビ見たりゲームしたり、もっと自由でいたい。
こんな思いを感じていませんか?
『勉強なんてやりたくない』
その気持ち、すっごくよく分かります。
学生時代を思い起こすと、テスト前なんて地獄だった。
両親や弟はテレビを見たりを本を読んだり自由に過ごしているのに
なんで自分だけこんなに辛い思いをして机に縛りつけられないといけないのか、ほんとうに恨めしく思ったものです。
そんな勉強だけど、今では勉強することは楽しいとさえ感じています。
勉強とは何なのか?
なぜ勉強が楽しいと思えるのか?
パパがもっと早く知っておきたかったな、ということを、君たちに向けて書いていきます。
なぜ勉強をしないといけないのか?
そもそも勉強とは何なのかというと
今までこの地球上に存在した人々が経験し、次の世代へと伝えてきた素晴らしい知識や知恵を、今度は自分が受け継ぎ、自分のものにすることです
これはどういうことかというと、
たとえば、いま君が持っているスマートフォン
これはどうやって作られたと思いますか?
このスマートフォンを君が知識ゼロの状態から作るとしたら、どれだけの時間がかかるだろう?
100年?
200年?
1000年?
1万年くらいあったら作れそうかな?
スマートフォンには鉄やプラスチックといったいろんな素材が使われています。そういった素材でさえどう作ったらいいか分からない状態から作るんです。
想像するだけで相当な時間がかかることが分かりますね。
人間の短い一生では到底作り出せる物ではありません。
そんなスマートフォンをどうやって作りだしたかというと、
これまで生きてきた人が経験してきたことを、学び受け継いだから作りだせたのです。
君たちが言葉を話せるのも、自転車に乗れるようになったのも、学び受け継いだからです。
つまり勉強をするということは、
自分を磨くことであり、
人生を豊かにしてくれることなのです。
言葉を話せる人生と話せない人生
どちらの方が有意義な人生となるかは語るまでもありません。
人生とは勉強という道具を使って自分を磨いていくことなのです。
この文章を読むこともそう。
君たちはこれを読むことで、勉強する意義を学ぶことができます。
この文章を最後まで読んでから勉強することと、読んでない状態で勉強することは大きな違いがあります。
この違いが分かっただけでも、君たちが一つ磨かれて賢くなるということです。
なので最後まで読んでみてね。
学校の勉強は役に立つのか?
ここで1つ疑問が出てくると思います。
言葉を話すことや自転車に乗ることなんかは、自分が磨かれて成長しているなと分かるけど、学校の勉強はムダなこともやらされているんじゃないか?
ということです。
鎌倉幕府が何年にできただとか、自分の人生の何の役に立つのか分からない。
そう思うかもしれませんね。
確かに知識だけを捉えた場合、社会で学ぶ年号なんかは、人生の役に立たないかもしれません。
でも、絶対に役に立たないとも言い切れません。
今後、歴史に興味が出てさらに学びたいと思ったり、社会科の先生になりたいなんて日がいつくるかもしれない。
そう思ったときには、とても役に立つことなのです。
つまり学校の勉強というのは
君たちの人生がこれからどうなるかは分からないがどんな方向に進むにせよ
最低限これをやっておけば間違い無いよ
ということを体系的に教えてくれるのです
数学や国語も英語も、何か専門的なことを学ぼうと思った時には必ず役に立つ。
将来自分がどんなことをやりたいと思うようになるのかは分からない。
なので今は目の前にある勉強に一生懸命に取り組んでください。
一生懸命に取り組んだことは、直接的ではなくとも、必ず役に立つ日がやってきます。
だから今は何のためか分からない、理不尽に感じるような勉強でも、迷わずに取り組んでみてください。
いま勉強を頑張ることは、運動にたとえたら筋トレや走り込みのようなものです。
いつプロ野球選手になりたいと思うか分からない。
いつ水泳の選手になりたいと思うか分からない。
そんな時に筋肉であったり、持久力が身についていれば有利なことは分かるよね。
何のためか分からない勉強は、将来のための下準備
いざという時に、全力で走れるように力を蓄えておこう。
勉強をするコツ
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勉強をしないといけないということは分かったけど
将来別にえらくなりたいわけでもないし、
そこそこやっておけばいいんじゃないかな。
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勉強は自分を磨く大切なものだとしても、辛いことには変わりないよね
それじゃあ勉強するときのコツを書いていくね
まず最初に言っておくのは、「勉強を難しいと感じる必要はない」ということです。
学校の勉強はいろいろと覚えることが多いし難しいと感じているのではないですか?
ところが人間は覚えることは、どちらかといえば得意な方なんですよ。
言葉を覚えることもそう。
自転車の乗り方だって一度覚えたら忘れることはないです。
ここで1つ質問です。
・歴史上の人物の名前を10人覚えること
・自分の名前を忘れること
どちらの方が難しいと思いますか?
こう考えたら、「自分の名前を忘れること」の方が難しいと感じるのではないでしょうか。
そうなんです。人間にとっては覚えることより、忘れることの方が難しいのです。
歴史上の人物の名前は、100人だろうが、1000人だろうが、その気になればいつか覚えることができます。ですが自分がもう覚えてしまったことは意識的に忘れようと思っても忘れられるものではありません。
1000人の名前を覚えるより、自分の名前1つを忘れる方が難しい
人間というのは覚えることは得意なんです。
そうはいっても歴史上の人物の名前を覚えるのが大変なことには変わりない。
そう思うかもしれませんね。
では自分の好きなアニメのキャラクターだったらどうでしょう。
好きなアニメのキャラクターだったら、登場人物の名前なんてすぐに覚えられるのではないでしょうか?
この違いは何なのか?
それは君たちが
興味があるのか
興味がないのか
この違いです。
興味があることだったらすぐに覚えられるけど、興味がないことはなかなか覚えられない。
だったらどうすればいいかと言うと
あらゆることに興味を持てるようになればいいんです。
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そんな簡単に言われても、アニメと勉強を一緒にされたって同じように興味なんてもてないよ
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もちろんそうだろうね。
興味を持てと言われて、簡単に興味が持てるほど楽ではないのは分かる
興味を持てるようになるコツも書いていくね。
あらゆることに興味が持てるようになるコツは
人に興味を持つことです。
「数学」や「英語」といった教科に興味を持ちたいと思ったら、それに関わる人に興味を持ってみるのです。
例えば数学に興味を持ちたいと思ったら
・数学の先生
・数学が得意な友だち
・歴史上の数学者
などなど、数学にまつわる人を思い浮かべてみてください。
「なぜ数学の先生にまでなろうと思ったのだろう」
「なんでこの人は数学が得意なのだろう」
「数学者ってどんな人でどんな生い立ちだったのだろう」
こんな風にまずは人に興味を持ってみるのです。
学校の先生だって一人の人間です。
小さい頃はどんな夢があったのか?
結婚して子どもがいるなら、子どもに対してはどんなパパなのか?
今の先生の夢はなんなのか?
学校の先生にも子ども時代があり、高校や大学に通い、そして今教師をやっている訳です。
その人を知ろうとすればするほどいろんな興味が湧いてきます。
数学が得意な友だちが、自分の好きな人だったら、なおさら興味を持ちやすいかもしれませんね。
こうやってまずは人に興味を持つことから始めてみる。
こうすることで、数学そのものにも興味が持てるキッカケになります。
こうやってありとあらゆることに興味を持つ訓練をしておけば、自分のやりたいことを見つけるキッカケにもつながるし、人生を豊かにしてくれることなんだとあとから気づくことになる。
本当だよ。
目の前のことには全て人が関わっている。
「なんでこんなことをやらないといけなのだろう」
そう思ったときには、そこにまつわる人に思いを馳せてみてくださいね。
まとめ
なぜ勉強をしないといけないのか。
もう一度いいますが、勉強とは先人の知識や知恵を受け継ぐことであり、人生にとってとても有益で贅沢なことなんです。
この世界には言葉は話せるけど、文字が読めない人が今も存在しています。
もし文字が読めなかったらどうなるだろうか?
たとえば赤ちゃんの粉ミルク作ろうとした場合、粉ミルクの注意書きが読めないと大変なことになります。
粉ミルクはお湯で溶かさないと、余計な雑菌が入ってしまい、赤ちゃんは下痢になって最悪死に至る。
このように教育を受けていないということは、大切な命を危険にさらすことにもなるのです。
君たちがやっている勉強にムダなことはありません。
一見ムダに見えるようなことでも、集中力をつけたりとか忍耐力をつけたりだとか、何かしらの意味はあります。
君たちは、自分の子どもができたとしたら、言葉を教えるし、文字の読み書きも教えるし、自転車の乗り方や泳ぎ方なんかも教えることでしょう。
それは子どもが嫌がったとしても、子どものために必要なことだと、あの手この手を使ってでも教えることでしょう。
今の君たちもそうなんです。
君たちより一歩先をいく大人が、君たちのためになることだと確信を持って君たちに勉強するようにと促しているのです。
そうやって知識と知恵を受け継いできたから、こんなにも便利な世の中を作ることができたのです。
だから今はとにかく目の前の勉強に一生懸命取り組んでみてください。
必ず君たちの人生の役に立ちます。
そして君たち自身も、自分のやってきたことを次の世代に伝えていってください。
これが勉強をする本当の意味です。
今まで勉強というのは、自分がいい高校や大学に入って、いい会社に就職するためだと捉えてきたかもしれませんが、
勉強というのは人のためにやることなのです。
この世の中は全てと言っても過言ではないくらい、人の手で作られています。
今君たちが着ている服も、家も、テレビも、食べ物も
だれかの手によって、今君たちの目の前にあるのです。
いつか君たちも学生を経て社会にでることになります。
そこで君たち自身が人のためにどんなことができるのか、どんなことをしたいと思うのか。
それは今君たちの目の前にある、勉強に取り組むことで見えてくることでしょう。
自分のことだけを考えているから、やる気がでないのです。
人は人のためにこそを力を発揮できる。
君たちが勉強をしないで困るのは君たちではありません。
これからの将来に君たちと関わる人が苦しむことになるのです。
先ほどの粉ミルクの例でいうと、自身の不勉強は大切な赤ちゃんの命を危険に晒すことになるのです。
だから勉強しよう。
君たちが一生懸命に勉強したことで、君たちの子どもの人生も間違いなく大きく変わる。
君たちの今の頑張りによって、将来出会う多くの人を幸せにできるのです。
勉強は自分のためにするものじゃない。
将来自分が出会う人たちのためにするんだ。
だから勉強しよう。
パパもこのことが分かったから、今勉強がとても楽しくてたまらない。
パパの今の頑張りが、君たちの将来に大きく関わってくる。
こうして記事を書くことで、これを読む誰かの人生もよくできるかもしれない。
誰かの幸せにつながっているんだと思えば、こんなに嬉しくて幸せなことはない。
最後にもう一度言います。
勉強とは本当に楽しくて素晴らしいことです。
君たちと、君たちが出会うすべての人たちの輝かしい未来を願っています。
最後まで読んでくれてありがとう。
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