Kindle Unlimitedで何かおすすめの本はないかな〜
- Kindle Unlimitedはいっぱい本がありすぎてどれをよんだらいいか分からない。
- 無料キャンペーンの期間中におすすめ本を読みたい。
- とにかく面白い本が読みたい。
こんな思いはありませんか?
これを書いている私は、KindleUnlimitedに一年以上加入しており、年間300冊の本を読んでいます。
そんな私が、Kindle Unlimitedに加入したならばこれは読んでおくべきという本を紹介します。
今回おすすめする本は、
「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません」
です。
私の中で本の読み方は2種類あります。
①数日かけてコツコツ読み進める読み方と、
②1日で一気に読んでしまう読み方です。
面白い本に出会ってしまったら最後、すき間時間はもちろん、仕事中にも目を盗んで読み続けてしまうのです。
それだけ面白い本には目がありません。
今回紹介する本は、もちろん一気読み本です。
どんどん続きが読みたくなるタイプの本でした。
Kindle unlimitedでは本編27巻まであるうちの、第一部である3巻までが読めます。
えっ、そんだけしか読めないの
小説で読めるのは3巻までですが、これだけでも本好きの下剋上の面白さは存分に味わえますよ。
ちなみに漫画版では第二部以降の話も一部読めます。
ただ私自身、読み放題でなければ手は出してなかったなと思います。
なのでまずはKindleUnlimitedに加入している間にお試しで読んでみることをおすすめします。
Kindle Unlimitedにまだ加入していないという方は下記にリンクを置いておきます。
初回30日間は無料なので、ぜひ加入して無料期間中に読んでみてくださいね。
本好きの下剋上とは
「本好きの下剋上」は、いわゆる異世界転生ものです。
現代日本に暮らす本須麗乃(もとすうらの)は、本が大好き。
念願である図書館への就職が決まった矢先、
家の書斎で読書中に地震に遭い、
倒壊した本の下敷きになり亡くなってしまいます。
もっと多くの本が読みたかった。
そんな未練を抱いた彼女は気がつくと異世界の少女マインとして目覚めたのでした。
物語の舞台は、魔法の力を持つ貴族に支配される中世然とした異世界の都市エーレンフェスト。
厳格な身分制度の中、現代日本の知識を持つ少女マインが、本を手に入れるために試行錯誤していく物語です。
本好きで活字中毒者だった主人公の転生先は、識字率が低く、本どころか紙やペンですら貴重で手に入らない世界でした。
本須麗乃(もとすうらの)時代は図書館で本を読んでいると、閉館して鍵が閉められたとしても気にせず本を読み続けてしまうほどの活字中毒者でした。
そんな麗乃が少女マインとして生まれ変わり、字を見ることさえできない現実に絶望しつつも、現代知識を呼び起こしながら悪銭苦闘していく物語は、物語としての面白さだけでなく、自分の願いを叶えるために一生懸命取り組む姿に学ばされる面もありました。
マインが悪戦苦闘していく物語はどんどん続きがきになり、一気読みしてしまいました。
Kindle unlimitedでどこまで読めるの?
本好きの下剋上は5部構成で27巻でまで発売されており、Kindle Unlimitedでは第1部の3巻までが読めます。
第1部では、兵士の娘として生まれたマインが幼馴染のルッツと紙を発明した後、神官長フェルディナンドと出会い巫女見習いになるまでが描かれています。
この第1部だけでも本好きの下剋上の面白さは存分に味わえます。
気がついたら3巻まで一気に読み切っていました。
Kindle Unlimitedでは小説部分は第一部だけですが、漫画版でこれまで読んだ第一部や第二部以降の話も一部読めるんですよ。
小説を読んでから漫画版で第一部を振り返るのもおすすめです。
本好きの下剋上をおすすめするポイント
ワクワクするチート設定
なんといってもワクワクするチート設定でしょう。
電気・ガス・水道なんてない、中世ヨーロッパのような世界に少女マインとして転生した麗乃。
転生した先では6歳の少女なのですが、現代日本で生まれて20歳まで育った麗乃時代の記憶はそのまま残っています。
中世ヨーロッパって、日本でいうとなに時代なの?
中世ヨーロッパは5〜10世紀ごろとされており
日本でいうと、古墳時代後期から平安時代までの時期です。
本どころか生活するのに手一杯な時代ですね。
それなら現代日本の知識はチート級の武器になるね。
とはいえマインは6歳の少女。
知識があってもうまくいかないことの連続です。
そこを試行錯誤の上、形にしていくところにワクワクしました。
・日本のように家で靴を脱ぐ文化なんてないから家はホコリだらけ。
・髪を洗いたいけど、シャンプーなんてない。
・料理が美味しくない。
そこからマインは自分にできることから生活の改善を図っていきました。
・家の中をできる範囲で掃除。
・木の実を絞ってもらい、油を採取しリンスインシャンプーを作る。
・調理方法をアドバイス。
などなど、できることから取り組んでいくのでした。
そんな、マインにとってはちょっとづつの小さな改善でも、この世界においては衝撃的な出来事です。
マインの小さな行動で、周りの人たちがびっくり仰天していく様がなんとも痛快でワクワクしながら読み進められました。
心温まる家族愛
まさか本好きの下剋上を読んで泣けるとは思っていませんでした。
麗乃時代は家族よりも「本」だった麗乃も、マインになってからは家族を大切に思うようになっていました。
そこには中世ヨーロッパという時代の影響が大きかったのだと思います。
今の日本のようにブラック企業で働くなんてことはなく、日が暮れれば家に帰り、家族団欒で食卓を囲む。
冬になれば冬ごもりで、さらに家族と過ごす時間が多くなる。
マインの両親や姉は病弱なマインをとても気にかけているし、愛情いっぱいに接してくれます。
そんな家族にマインは癒され、マインも家族を大事に思うようになりました。
そんなマインと家族に大きな事件が起こります。
マインの力に目を付けた神殿に召し上げられそうになったのです。
そうなるとマインが神殿に奴隷のように扱われることが目に見えており、両親は命がけで守ろうとします。
この世界では権力に楯突くなど考えられません。
相当の覚悟が必要だったでしょう。
でも父と母はマインを全力で守るのでした。
この心温まるエピソードはぜひ読んでもらいたいです。
当たり前に感謝
中世ヨーロッパの世界であり、電気・ガス・水道なんて当然ない。
水は井戸に汲みにいかないといけないし、
火を焚くために薪を拾いにいかないといけない。
夜のためにロウソクを作らないといけないし、
トイレをしたら、捨てにいかないといけない。
今の日本って便利すぎ!!
ほんとそうですよね。
紙やペンだって当たり前に使っているけど、これを一から作ろうと思ったらどんなに大変なことか。
紙なんてどうやって作るんだろう?
現代日本の知識があっても、よく分からないですよね。
たまたま知っていたとしても、素材も道具もない状態から作るなんて相当大変なことです。
マインはそんななか、試行錯誤して紙を作り上げるのです。
そうやって苦労して作る様を見ていると、紙があることって当たり前ではないのだなと思えました。
目の前にあるものは当たり前にあるものではなくて、誰かが苦労の末に作り上げたものなのだ。
普段の日常がどれだけありがたかったのか、思い知りました。
まとめ
Kindle Unlimitedで読めるおすすめ本
「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜」
を紹介しました。
この本は異世界転生もので、知識チート作品です。
主人公の少女マインが持つ知識に、周りの人たちが振り回されていく様はとてもワクワクし、どんどん続きを読み進めたくなる面白さがありました。
本のレビューでは主人公のマインの性格が好きになれないなんて、声もありますが、それでも物語については続きが気になって読み進めてしまったという人が多かったです。
私自身、本の虫でありとあらゆる物語を読んできました。
その上で、間違いなく面白い本だと断言します。
ぜひKindle unlimitedに加入している内に読んでみてくださいね。
最後に改めてリンクを貼っておきます。
本は人生を豊かにしてくれます。
面白くて心温まる物語の世界に浸ってみませんか?
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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