うちの息子(小1)は作文が苦手です。
夏休みの日記の宿題では
うんうん唸るばかりで
1時間かけても何も書けていませんでした。
ほっておいたら1日かけても
何も書けなかったことでしょう。
結局は親が題材を決め
息子にインタビューをしながら書かせました。
親が付きっきりで作文を書かせるのって
どこの家庭でもそうなのかなと思います。
ただ、家では助けることができるけど、
学校では自分1人の力で書くしかない。
息子1人で作文を書く力を身につけるにはどうしたらいいか探して見つけたのがこの本です。
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国語おもしろ攻略だなんて
楽しく学べそうな本だね。
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読んでみたら大人でも勉強になる内容でした。
「ドラえもんのすらすら作文が書ける」はマンガで分かりやすく作文の書き方を教えてくれる本です。
本と私自身の経験から、息子がどうしたら作文を書けるようになるのかを考えてみました。
なぜ作文が書けないのか?
小1の息子のように書き出しから苦労するのって
作文あるあるだなと思います。
過去の自分を思い出してみても、
1行も書けずに時間だけが過ぎていくことが
多々ありました。
なぜ最初の書き出しに苦労するのか?
それは「だれに何を伝えたいのか」が明確でないからです。
この記事で言うと、
子供に作文が書けるようになってもらいたい親御さん
どのように子供に教えたらいいかを伝える
というように「だれに」「何を伝えたいのか」を決めました。
最初に誰に何を伝えたいのかを決めたことで、
冒頭の書き出しはスラスラと書けました。
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文章を書く目的が明確でないと、何を書いてよいのかが分からずに、書き出しから苦労することになるんですね。
作文は手紙だ
「ドラえもんのすらすら作文が書ける」では
作文の練習には手紙を書くのがいいと書かれています。
手紙は「だれかに」「何かを伝えたい」ときに書く。
お礼だったり、近況を相手に伝えるという目的が手紙にはある。
手紙は【相手】と【目的】がはっきりしているから書きやすいのです。
作文を書くことは子供にとっては重く受け取られがち。
だから、身近な人に手紙を書いてみるつもりで書いてごらんと教えるのがいいですね。
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手紙とはいえ文章を書くことには変わりないから
子供にとってはそれでも敷居が高いと思うよ。
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子供にもなじみのあるLINEを送ってみると考えればどうかな?
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LINEぐらい短い文章だったら書けるかもしれないね。
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最初は家族などの身近な人にLINEで一言書く。
まずはそこから【だれに】【何を伝えるか】の練習をするといいですね。
文章を書くコツ
作文は手紙です。
相手に伝えるために書くものであり、自分だけが分かっているのではだめですよね。
相手に分かりやすい文章をかくコツは
- 「いつ」
- 「だれが」
- 「どこで」
- 「何を」
- 「どういうわけで」
- 「どうしたか」
これらを最初に書き出すことで、相手に分かりやすい文章が書けます。
例をあげてみると
- ○月○日
- お父さんとボクが
- 水族館で
- 海亀を
- お母さんが見たいと言っていたので
- 写真に撮って見せてあげた。
つなげて文章にすると、
○月○日、お父さんと水族館にいきました。
お母さんが海亀を見たいと言っていたので
写真に撮って見せてあげたら喜んでくれました。
となります。
絵日記だったらあとは水槽にいる亀の絵を描けば、これだけでも十分ですよね。
もう少し長い文章にしたいなら、お母さんが海亀を見たいと言った理由や、水族館に行ってよかったことなどを付け足していけば立派な作文が出来上がります。
とにかくメモを取ろう
作文を書く時に1番困るのが、
何を書けばいいか分からないこと。
水族館に行ったことを作文にしようとしても、
どんな魚を見て、何を思ったのか?
どのように水族館ですごしたのか?
何も覚えていないと、当然何も書けないわけです。
作文を作る上で1番大事なことは、
作文を書く前提で行動することです。
何か書くことがないかなと意識することで
作文のタネが見つかるものなんですよね。
そして見つけたタネはすぐさまメモに残す。
人間の記憶はあてにならないし、
小学生にはなおさらです。
だから、目に付いたものは全てメモに書き残しておくようにしましょう。
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日記や作文を書くということが分かっているのであれば、子供と同行した際にメモを取ることを教えてあげて下さいね。
子供がメモを書きたくなるように、お気に入りのキャラクターの鉛筆とメモ帳なんかを用意しておくといいですよ。
まとめ
今回は作文が苦手な息子のために、作文の攻略法を学びました。
まとめると以下の3つのステップとなります。
見たこと、感じたことをとにかくメモに残しましょう。
手紙やLINEを送るように、相手と伝えたいことを決めましょう。
「いつ」 今日
「だれが」 ボクとお母さんと妹
「どこで」 スーパー
「何を」 カレーの材料
「どういうわけで」 夕食を作るため
「どうしたか」 買いにいった。
この6項目を書き出し、組み合わせることで簡単な作文が出来上がります。
「今日はお母さんと妹と3人で、スーパーに夕食のカレーの材料を買いに行きました。」
ここにステップ1でメモした内容を付け足していくことで、立派な作文が完成します。
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個人的に一番大事だと思うのは作文を書くというアウトプットを前提にして情報を集めることですね。
今回は、作文の書き出しから苦労している息子のために、どうしたら楽に書けるようになるのかを本と自身の経験から考えて紹介しました。
今回紹介した内容は本の一部であり、ドラえもんの作文本にはもっと高度な内容も書いてあったので、小学校高学年ぐらいのお子さんには本書を手に取ってもらって読んでもらえたらなと思います。
マンガなので子供も楽しめる内容になっていますよ。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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